Google Summer of Code に通るための5つのアドバイス

はじめに

この記事は 5 advices to get your Google Summer of Code proposal accepted の翻訳です。

proposal = GSoC で最初に提出する文書。こういうことをこういう予定でや ります。などということを書く。これを見て、 GSoC に参加してもらうかど うかをプロジェクトが決める。いい訳が見つからなかったので、とりあえず このまま。

5つのアドバイス

  • 大原則

    "なるべく早く始める!". 準備をするのが早ければ早いほどプロジェクトの開 発者にあなたが優秀な人だとアピールするチャンスが多くなります。

  • 質を重視

    GSoC に通ることが目標ならあまり多くのプロジェクトに申しこまないように しましょう。多く申し込みをしようとすると、質が下がってしまいます。私 は一つの申し込みしかしませんでした。質の低い申し込みを多く書くのでは なく、なにをしたいかの明白な考えがあったので、ユニークですばらしい提 案を書くために全力をそそぎました。

  • プロジェクトに参加しよう
    • メーリングリストを読んで、質問したり答えたりしましょう。
    • もし行なわれていれば、週ごとの電話会議や IRC に参加するのもいいでしょ う。 (たとえば GCC/Graphiteの 電話会議はここ)
    • 入門ドキュメントを読んで、GCC のコードとコーディングスタイルに慣れ 親しんでおきましょう。
    • 開発コミュニティに自己紹介しましょう
    • 簡単な機能を追加したり、簡単なバグを直したり… さっとできるコードハッ クをしましょう
    • パッチを送ってフィードバックをえましょう。これは二つの理由で重要です。
      • 今までに GCC のコードを見たことがなければ、このコードハックでGCC の内部のコードについてよりよい理解を得ることができるでしょう。す ると、より良い proposal を書くことができるようになるでしょう。
      • コードハックすることで、"ほら! おれはこのプロジェクトができるよ! このコードが証拠だ!"と示すことができます。
      • パッチを送る前に、GCCのコーディングスタイルガイドをよく読んで、そ のスタイルに沿っていることを確かめておきましょう。 Sebastian POP がスタイルをチェックしてくれるスクリプトを作っています。これを読 んでいるころには、 Graphite のソースリポジトリに commit されてい ることでしょう。
  • アイデアについて議論する
    • あなたのアイデアは応募するプロジェクトに関連したものですか? どうやっ てその実装を行ないますか? マイルストーンはどうなりますか?
    • アイデアについての意見をプロジェクトの開発者たちから聞きましょう。 彼らの意見は大変重要です。それぞれのマイルストーンを達成するのに必 要な時間の見積りや、そもそもGoogle Summer of Code の期間中にそのア イデアを実装するかどうかなどの見つもりをしてくれることでしょう。 時々、学生はとてつもなく楽天的なんですよね :)
    • より詳細な実装方法について議論しましょう。どうやってアプリケーショ ンをテストしますか? プロジェクトのテストスイートをどういかせるでしょ うか? 自分でテストを書く必要があるでしょうか?
    • 優先順位を決めましょう。どの項目がGSoCの終了までに必要で、どの項目 はオプションでいいでしょうか? ゴールは達成できるようにしておきましょ う。少ないけれど読みやすく信頼できるドキュメントつきのコードを書くほう が、大量の読みにくいコードを書くよりも良いのです。質が重要です。
    • proposal を書く前にアイデアについて議論しましょう! 大変重要なステップです!
  • proposal を書こう
    • 的確にアイデアを説明する
      • アイデア自体
      • プロジェクトにとっての価値は? なぜ重要なの?
      • 技術的詳細: やりたいことについて明白なアイデアを持っていることを 示しましょう
      • 起こりうる問題とそれについてどう対処するかを書きましょう。
    • 実装の詳細なスケジュール: いつなにをするか。
    • 業績
      • 似たようなプロジェクトにおいて作業した経験をしめすといいでしょう。 たとえば GCC になにか patch を書いたりバグを報告したことがあれば、 そのことについて書いておきましょう。
      • そういった業績以外にも、プロジェクトについて知っている、と示せる のであればそれにこしたことありません。 すでにパッチを書いたこと があればそれを書いて、プロジェクトに今すぐにでも貢献できるんだと いうことを示しましょう。

Examples of GSoC proposals

GCC Google Summer of Code で実際に通った proposal をいくつか紹介しま す。

  • わたしの(訳註: 原著者の) proposal (GSoC 2010) : PDF アイデアを明確にして、この proposal を書くのに一月はかかりました! 詳細を Sebastian POP (AMD) や Tobias Grosser (ドイツ Passau 大学) や Albert Cohen (INRIA) と議論しました。

参考リンク

Author: Naohiro Aota

Date: 2011-02-05 土

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